シルクスクリーン印刷と熱圧着どちらがいいのかということ。

当社では最近急速に熱圧着が増えていることがあります。

熱圧着とシルクスクリーン印刷の違いについてはまず「版」を熱圧着の場合は必要としないことがひとつ利点があります。

その分、少ロットで生産できるということがあります。

ただ、たくさん作る場合はコストが下がらないというデメリットもあります。

乾燥機やドライクリーニングもできません。

一方でシルクスクリーンの場合は版を必要としますので少ない枚数の場合はコストが上がります。

チームの場合で追加人数が1名づつなどの場合は熱圧着の方がいいかもしれませんね。

追加人数が10名単位などの場合はシルクスクリーンの方がいいようです。

使い分けが必要ですが、両方ともにメリット、デメリットがありますのでお気軽にご相談ください。

熱圧着のメリット・デメリット

メリット

色の安定性が非常に良い。
少ロット多品種の注文にも迅速に対応できる。
ラメ、箔などの表現が他の製法より簡単にできる。
フロッキーなどのクロスは他の製法では真似できない。
写真も表現できる。
泣きやにじみがない。

デメリット

カス取りが大変。
大量でもコストが下がらない。
超撥水やレインコートには不向き。

シルクスクリーン印刷のメリッット・デメリット

メリット

着心地が良い。
筆文字やヘアラインなどの細かい描写ができる。
発砲インクやすべり止めなどの特殊なインクがある。

デメリット

数がないと版代の下敷きになる。
ゼッケンなどは非常にコスト高になる。
写真は当社では無理。