顔回なるものあり|7月5日のことです。

顔回なるものあり

孔子対えて曰わく、顔回なるものあり。学を好む。不幸、短命にして死せり。今や則ち亡し。(先進第十一)

(こうしこたえてのたまわく、がんかいなるものあり。がくをこのむ。ふこう、たんめいにてしせり。いまやすなわちなし。せんしんだいじゅういち)

【訳】
先師が(季康子の問いに)答えられた。
「顔回というものがおりまして、本当に学問が好きでございましたが、不幸にして若く死にました。もう今ではおりません」

7月5日、今日論語一日一言です。

”亡くなった優秀な弟子を思いだす”と論語コンプリートにあります。

孔子様は73歳にてこの世を去りましたが、孔子様70歳の時に顔回さんは先に逝ってしまう。その時まで孔子様の学びを感通し得たのは顔回さんただ一人だったみたいですね。

自分の学びのを後世に伝えられるのは顔回さんただ一人だと感じていたのでとてつもない悲しみがあったんだと思います。

任せてもいいという人を育てるということも必要なことでしょうね。

時間もかかりますし、簡単ではない。

自分だけで終わりにする。いいんだか悪いんだかですね。

100年続く会社にするというような大きなテーマが必要かもしれません。

今日も一日がんばります。