小人は事え難し|9月8日のことです

小人は事え難し

小人は事え難くして説ばしめ易し。之を説ばしむるに道を以てせずとも雖も、説ぶなり。其の人を使うに及びては、備わらんことを求む。(子路第十三)

しょうにんはつかえがたくしてよろこばしめやすし。これをよろこばしむるにみちをもってせずといえども、よろこぶなり。そのひとをつかうにおよびては、そなわらんことをもとむ。(しろだいじゅうさん)

【訳】
「小人は仕えにくいが喜ばせやすい。小人をよろこばせるには、正しい道にかなわなくても喜ぶ。しかし人を使うにあたっては、完全に求めて何でもさせよとする」

9月8日、今日の論語一日一言です。

”君子は人をうまく使うが、簡単には喜ばない”と論語コンプリートにあります。

人をどう生かすか。小人はそんなことは考えないということなんでしょうね。

なんのためとかそういうことを深く考えない。

利益などが優先事項になってしまうのが小人なんでしょう。

しっかりと信念をもって物事は考えねばなりませんね。

今日も一日がんばります。