宗族考を称し、郷党弟を称す。|9月3日のことです。

9月3日、今日の論語一日一言です。

曰わく、敢て其の次を問う。曰わく、宗族考を称し、郷党弟を称す。(子路第十三)

いわく、あえてそのつぎををとう。のたまわく、そうぞくこうをしょうし、きょうとうていをしょうす。(しろだいじゅうさん)

【訳】
子貢はさらに次を段階を尋ねた。
先師が答えられてた。
「身近な親族一同が孝だと揃って褒め、村人たちに兄や先輩に従順であると褒められるような人である」

子貢問うて曰わく、何如 なるか斯れ之を士と謂うべき。子曰わく、己を行うに恥有り、四方に使いして君命を辱しめざるは、士と謂うべし。
曰わく、敢て其の次を問う。曰わく、宗族考を称し、郷党弟を称す。
曰わく、敢て其の次を問う。曰わく、言必ず信、必ず果硜硜然として小人なるかな。
抑々、以て次と爲すべし。曰わく、今の政に従う者は何如。子曰わく、噫斗箵の人何ぞ算うるに足らんや。

全文が上で、2番目の問いですね。

家族、親戚に孝行者と言われ郷里の人の間で先輩をたててよく尽くす人。褒められている人。

と論語コンプリートにあります。

子貢はなんど聞いても孔子様は答えるんですね。

いろいろな答えが論語にはあります。

現在でも通用するものばかり。

過去のものから学ぶことが大切です。

心理学などない時代から人間の思考というものは決まっていてやれる人やれない人がいたのでしょうね。

今日も一日がんばります。