女に之を知るを誨えんか|2月4日のことです。

2月4日、今日の論語一日一言です。

子曰わく、由、女に之を知るを誨えんか。之を知るを之を知ると為し、知らざるを知らずと為す。是れしるなり。(為政第二)

しのたまわく、ゆう、なんじにこれをしるかおしえんか。これをしるをこれをしるとなし、しらざるをしらずとなす。これをしるなり。(いせいだいに)

【訳】
先師が言われた。
「由よ、お前に「知る」ということを教えようか。知っていることは知っている、知らないことは知らないと言えるのが、本当に知るということだ」

※由は名、姓は仲、字は子路または季路、孔子より9歳若い門人。

”理解していることと理解していないことを区別する”と論語コンプリートにあります。

あたりまえのように思えることも実際は難しいことです。

知らないのに知っているということになってしまう場面が時としてあります。

全員が知っていて自分だけが知らないというようなときは特にそうです。

知らないものは知らないと言い切ることが大切なんでしょうね。

知ったかぶりは一番いけませんね。

今日も一日がんばります。