君子これに居らば、何の陋(ろう)かこれ有らん。(子罕)|5月31日

君子これに居らば、何の陋(ろう)かこれ有らん。(子罕)

君子居之、何陋之有。

「りっぱな人がそこに住めば、なんのむさくるしいことがあるものか」
あるとき、孔子は乱れた世を厭う気持ちから、
「えびすの国にでも移り住もうか!」と言ったことがある。するとある人が「えびすの土地は汚くてむさくるしいですよ」といった。それに対して、孔子が答えたのがこのことばである。
一つの土地がむさくるしいか否かは、そこの十人によって決まる。どんなに良い土地でも、住む人の心が汚れていれば、柄は悪くなる。土地よりも人のほうが問題だというわけである。

5月31日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。

おはようございます。

土地、建物そのものには何もない。

そこに住む人次第である。

たしかにそうです。

さらなる道徳教育が重要になっていくでしょうね。

経済を動かしながらコロナウィルスとも共存していく社会。

変化に対応していかないとまずいですね~。

今日も一日がんばります。