何を為さば則ち民服せん|2月5日のことです。

何を為さば則ち民服せん

哀公問うて曰わく、何を為さば則ち民服せん。孔子対えて曰わく、直きを挙げて諸を枉れるに錯けば則ち民服す。枉れるを挙げて諸を直きに錯けば則ち民服せず。(為政第二)

あいこうとうていわく、なにをなさばすなわちたみふくせん。こうしこたえてのたまわく、なおきをあげてこれをまがれるにおけばすなわちたみふくす。まがれるをあげてこれをなおきにおけばすなわちたみふくせず。(いせいだいに)

【訳】
哀公(魯の君主)が先師に尋ねた。
「どうすれば民は心から服するか」
先師が答えられた。
「正しい人を挙げて用いて、曲がった人の上におけば、民は心から服します。曲がった人を挙げ用いて、正しい人の上におけば、民は心から服しません」

2月5日、今日の論語一日一言です。

”能力と人格がある者が人の上に立つべきである”と論語コンプリートにあります。

人の上に立つ人物というのは常に人格を磨かなければ人はついてはきませんね。

まっすぐな誠実な人物を上に置く。

経営者は人も見極めて昇給しなければなりません。

数字だけはないということでしょうか。

今日も一日がんばります。