仁者は其の言や訒ぶ|7月21日のことです

7月21日、今日の論語一日一言です。

司馬牛、仁を問う。子曰わく、仁者は其の言や訒ぶ。曰わく、その言や訒ぶ、斯れ之仁と謂うか。(顔淵第十二)

しばぎゅう、じんをとう。しのたまわく、じんしゃはそのげんをしのぶ。いわく、そのげんやしのぶ、これこれをじんというか。(がんえんだいじゅうに)

伊與田覺先生の解説です。

司馬牛が仁の意義について尋ねた。
先師が答えられた。
「仁者は言葉を慎んで控え目にする」
司馬牛は驚いて言った。
「言葉を慎んで控え目にすることぐらいで仁者といえるのですか」

言葉というのは恐ろしいなぁと思います。

慎重に言葉は選ばなければなりません。

人との意思疎通は言葉が一番便利です。

この便利さが危険です。

正直に話すことも大切ですが人を見て伝えることも大切です。

言ったからにはと言われないように今日も一日がんばります。