仁者のみ能く人を悪む|2月17日のことです。

仁者のみ能く人を悪む

子曰わく、唯仁者のみ能く人を好み、良く人を悪む。(里仁第四)

しのたまわく、ただじんしゃのみよくひとをこのみ、よくひとをにくむ。(里仁第四)

【訳】
先師が言われた。
「ただ仁者だけが先入観なく正しく人を愛し、正しく人を憎むことができる」

2月17日、今日の論語一日一言です。

”人格者でなければ善悪は見抜けない”と論語コンプリートにあります。

先入観といものを人は必ず持ちます。

ほんの一瞬で。

これは自分の経験や体験から判断するんでしょうね。

自分の感情を優先しないということはある意味大事です。

実際、物も人も直接関わってみなければ何もわからないのですから。

先入観は場合によってはいらないものかもしれませんね。

今日も一日がんばります。