道行なわれず、捊(いかだ)に乗りて海に浮かばん。我に従わん者は、其れ由(ゆう)か。(公治長)|3月14日

道行なわれず、捊(いかだ)に乗りて海に浮かばん。我に従わん者は、其れ由(ゆう)か。(公治長)

道不行。乘桴浮于海。從我者其由與。

「この世の中では道義が地に堕ちている。いっそ捊(いかだ)にでも乗って海に浮かんでいたい。ついてくるのは子路ぐらいのものだろうか」
孔子の晩年、天下を周遊していたときに、時勢を嘆いていったことばである。これはオチがついている。子路が師の語を喜んでいると、
「子路よ、お前さんは向こう見ずな点にかけてはわたし以上だが、さて、捊をつくるにも材料はないんだよ」
と、その無分別をたしなめた。
挫折に悩んだ日々の嘆きのことばである。

3月14日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。

おはようございます。

道義が地に堕ちている。

それはきっとどの時代でも感じることかもしれませんね。

毎日テレビでいろいろな討論がありますがそろそろどうでもいいですね。

事実がどこにあり、自分がどうすればよいかわかればいい。

隣の国がとかあっちの国がとかで自分たちは大丈夫のような気持ちにさせられるのも微妙です。

今日も一日がんばります。