徳有る者は言あり|9月16日のことです。

9月16日、今日の論語一日一言です。

子曰わく、徳有る者は言あり。言有る者は必ずしも徳あらず。仁者は必ず勇有り。勇者は必ずしも仁あらず。(憲門第十四)

しのたまわく、とくあるものはげんあり。げんあるものはかならずしもとくあらず。じんしゃはかならずゆうあり。ゆうしゃはかならずしもじんあらず。(けんもんだいいじゅうよん)

【訳】
先師が言われた。
「有徳の君子は、必ずよいことを言うが、よいことを言う者が必ずしも徳があるとは限らない。仁者は必ず勇気があるが、勇者は必ずしも仁があるとは限らない」

良い言葉をいっても徳が無い人。勇気があっても思いやりがない人。

自分がこういう人になっていないか考えなければいけませんね。

論語を勉強しても仁がある人になるわけではありませんし。

いろいろ勉強したからといっていい言葉を勉強しても徳が身につくわけではありません。

猪突猛進(ちょとつもうしん)で行ける人が仁があるともかぎりませんね。

昨日は論語の勉強会でした。

「一貫」吾が道は一以て之を貫く

一とは忠恕ということですね。

忠(まこと)恕(おもいやり)を貫く。

これを貫くことが君子ということなのでしょうね。

今日も一日がんばります。