学ぶに如かざるなり|11月3日のことです。

11月3日、今日の論語一日一言です。

子曰わく、吾嘗て終日食わず、終夜寝ず、以て思う。益無し。学ぶに如かざるなり。(衛霊公第十五)

しのたまわく、われかってしゅうじつくわず、しゅうやいねず、もっておもう。まなぶにしかざるなり。(えいれいこうだいじゅうご)

【訳】
先師が言われた。
「私は、かつて一日中食べず、また一晩中寝ずに考えたが、得るところがなかった。やはり、書を読み、師について学ぶには及ばないね」

”先達や他人に学んで進歩する”と論語コンプリートにあります。

ただただ悩んで考えても、本を読んだり講演を聞いたりするには及ばないようですね。

人は物事を人に教えようと思う時が一番勉強するかもしれません。

しかも大衆に。

いつも同じだとルーティンのようになってよくなですが、毎回違うテーマの場合はほんとによく本を読んだり、人の話を聞いたりするようになる。

人間は追い込むとほんとに考えて勉強します。

私は挨拶ひとつうまくできないですが。

自分を追い込んで人前でしゃべるというのも勉強の一つかもしれませんね。

今日も一日がんばります。