伯夷・叔斉、旧悪を念(おも)わず。怨み、是を用(も)て希なり。(公冶長)|3月25日

伯夷・叔斉、旧悪を念(おも)わず。怨み、是を用(も)て希なり。(公冶長)

伯夷・叔斉、不念旧悪。怨是用希。

「伯夷と叔斉の二人は、他人の過去の悪事をいつまでも根に持つことはなかった。だから、人の怨みを買うことはめったになかった」
伯夷と叔斉は殷末の孤竹君(こちくくん)の子。兄弟で国を譲り合い、周の武王が殷の紂王を討とうとしたのを諫めた。だが、武王はその言を聞かず殷を亡ぼしたので、兄弟は周の粟(ぞく)を食(は)むことを潔しとせず、首陽山で餓死した。両人の節度を守る姿勢は、後世の称賛をうけている。
伯夷と叔斉は、清廉潔白を貫き通したが、他人の旧悪にはこだわらなかった。

3月25日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。

おはようございます。

貫き通す意思の強さを持ちながら人の悪口は言わない。

伯夷と叔斉から学ばなければいけませんね

首陽山の山菜だけで過ごすというのもまたすごいことです。

歴史というのは片方側からの視点でみてはいけないとは思いますが美談によって感じるものもありますね~。

今日も一日がんばります。