仁に里るを美と為す|2月15日のことです。

2月15日、今日の論語一日一言です。

子曰わく、仁に里るを美と為す。択びて仁に処らずんば、焉んぞ知なるを得ん。(里仁第四)

しのたまわく、じんにおるをびとなす。えらびてじんにおらずんば、いずんぞちなるをえん。(りじんだいよん)

【訳】
先師が言われた。
「仁に行の拠り所を持つのがうるわしい。択んで仁によらなければ、どうして知者と言えようか」

”知者は仁あふれるところに住む”と論語コンプリートにあります。

里は仁なるを美と為す。

解釈がいくつかあるようですね。

自分の住むところ定めるに時は、仁のあふれる人の多い所を選ぶ。

仁徳を我住む里とする。

このように解釈がわかれることがあるようです。

環境というのは大切なものの一つです。

環境で人間は心まで左右されますからよくない環境に自分を置くのはいけませんね。

しかし、自分自身もまわりによい影響を与えられるようにがんばらなければいけませんね。

今日も一日がんばります。