人の生けるや直し。これを罔(な)くして生けるは、幸いにして免るるなり。(雍也)|4月11日

人の生けるや直し。これを罔(な)くして生けるは、幸いにして免るるなり。(雍也)

人之生也直。罔之生也、幸而免。

「人がこの世に生きているのは、性格がまっすぐだからである。もし、曲がっているのに生きているとすれば、偶然で助かっているだけだ」
”罔之”をこれ罔くしてと訓ずるのは、荻生徂徠(おぎゅうそらい)の説によったものである。”これを罔いて”と訓む学派もあるが、ここでは採用しなかった。
性格がまっすぐというのは、言葉をかえれば、正直であるとか、すなおであることだ。
要するにこの章は、正直さとか素直さが人間の生きがいだ、と教えているのである。

4月11日、論語一日一話(孔子に学ぶ人生の知恵365)の言葉です。

おはようございます。

この言葉は好きな言葉の一つです。

生まれた時は正直で素直というのはその通りです。

子どもの正直さと素直さを生かしてあげられないことが残念です。

しかし、人間のもともとにあるものですから自分で変えることができます。

ひねくれても生きてるのは単なる偶然。

どこかでは正直さや素直さが必ず必要です。

今日も一日がんばります。