天予を喪ぼせり|7月6日のことです。

天予を喪ぼせり

顔淵死す。子曰わく、噫、天予を喪ぼせり、天予を喪ぼせり。(先進第十二)

がんえんしす。しのたまわく、ああ、てんわれをほろぼせり、てんわれをほろぼせり(せんしんだいじゅうに)

【訳】
顔淵が亡くなった。先師は歎いて言われた。
「ああ、天は私を滅ぼした。天は私を滅ぼした。」

7月6日の今日の論議一日一話です。

論語コンプリートには”人は信じたくないほどの悲しみも起きることがある”とあります。

孔子様は自分の子どもも弟子も自分より先に亡くしているんですね。

きっと病気の顔回さんを見舞ったりしていても気丈に振る舞い学ぶ姿勢を見ていたのだとも思います。

よほどの人だったんでしょうね。

天が自分を滅ぼすとまで言うのですかよっぽどです。

めざす人間像なのかもしれませんn。

今日も一日がんばります。